【レガシー】《宝船の巡航/Treasure Cruise》等が禁止されたら
【レガシー】《宝船の巡航/Treasure Cruise》等が禁止されたら
現在のレガシー環境に君臨する2大ドロースペル、《宝船の巡航/Treasure Cruise》および《時を越えた探索/Dig Through Time》が禁止されるか否か、WotCの発表に注目が集まっています。

私の予想としては、

「《宝船の巡航/Treasure Cruise》および《時を越えた探索/Dig Through Time》がレガシーというフォーマットにおける現メタゲームの中心に位置していることは事実である。手札破壊などの存在意義を脅かす点で危険視はすべきであるが、これらの問題となるカード2種がイベント上位を席巻しているわけではない。これは、メタゲームの推移が問題となるカード2種の君臨を許していないからである。よって、現時点で禁止の判断を下すことは早急であり、依然として禁止措置を前提とした経過観察が必要ではあるが、メタゲームの推移によって問題が解決される可能性を重視する。今回の禁止改定での結論は、"No Change"である。(しかし、これは今後、禁止措置という判断をしないことを保証するものではない)」
「また、現在は《宝船の巡航/Treasure Cruise》および《時を越えた探索/Dig Through Time》の存在によりメタゲームが大きく変化している最中であり、現禁止カード群の内いずれかを解禁し、新たに影響力のある要因をメタゲーム上に加える危険は犯すべきではないと考える。よって、解禁に関しても"No Change"である。」

とかなんとか、ごにゃごにゃ発表するんだろうな、と思っています。
ですが、やはり「もし禁止されたら」を考えないわけにはいかないでしょう!


■《宝船の巡航/Treasure Cruise》&《時を越えた探索/Dig Through Time》が禁止されたら

メタゲームがおよそ『タルキール覇王譚』以前に戻るわけですが、《宝船の巡航/Treasure Cruise》&《時を越えた探索/Dig Through Time》がメタゲームをかき回していた期間に起こっていたであろう他カードの価格推移が、一気にまとめてどばっと起こると予想されます。

それを具体的にチェックしておこう。それが今回の趣旨です。

《宝船の巡航/Treasure Cruise》&《時を越えた探索/Dig Through Time》の影響下にあったカードをカテゴリー分けすると、以下の4傾向になります。

①《宝船の巡航/Treasure Cruise》&《時を越えた探索/Dig Through Time》のせいで弱体化していたカード
【例】
・Liliana of the Veil/ヴェールのリリアナ
・Thoughtseize/思考囲い
・Wasteland/不毛の大地(?)

②《宝船の巡航/Treasure Cruise》&《時を越えた探索/Dig Through Time》と共存できなかったカード
【例】
・Snapcaster Mage/瞬唱の魔道士
・Tombstalker/墓忍び
・Grim Lavamancer/渋面の溶岩使い
・Tarmogoyf/タルモゴイフ
・Nimble Mongoose/敏捷なマングース
・Deathrite Shaman/死儀礼のシャーマン(?)

③(特定のデッキにて)《宝船の巡航/Treasure Cruise》&《時を越えた探索/Dig Through Time》の下位互換になっていたカード
【例】
・Ancestral Vision/祖先の幻視(?)
・Dark Confidant/闇の腹心(?)

④《宝船の巡航/Treasure Cruise》を失ったUR_Delver.Deckが必要とするカード
【例】
・Goblin Guide/ゴブリンの先達(?)

※"(?)付きカード"は、以上の見方に私自身が懐疑的ではあるものの、一応リストアップしてみたカードです。

よって、《宝船の巡航/Treasure Cruise》&《時を越えた探索/Dig Through Time》が禁止された場合、これらのカード価格が上昇する可能性が高いと予想されます。
なので、買うなら今!と言いたいところですが。
逆に、《宝船の巡航/Treasure Cruise》&《時を越えた探索/Dig Through Time》が禁止を免れた場合、レガシー環境から引退する旧パワーカード群とのレッテルを貼られて、むしろ価格が下降してしまうかもしれず、決断が難しいところです。

最後に。
カード購入の判断は自己責任においてお願いします。
仮に、不利益を被った場合にも、私は一切の責任を負いません。


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