【レガシー】禁止改訂に関して
2015年9月30日 趣味
■《時を越えた探索/Dig Through Time》禁止
なんだろう、今さら禁止されてもなぁ的な言葉しか思い浮かばないです。
《宝船の巡航/Treasure Cruise》が禁止された時に、なぜ《時を越えた探索/Dig Through Time》が見逃されたのか、よく理解できていなかったので、今回の措置は納得です。
まぁ、正直な感想は一言。
「遅ぇよ」でしょうか。
■《黒の万力/Black Vise》解禁
これはこれで、ヤヴァイんでないかい?と思ってしまいました。
他の方の意見を参考までに眺めてみたら、「せいぜいナイスサイド止まり」、「1ターン目に置けなきゃ役立たず」とのコメントが多く、正直驚いています。
私がゲーム中に実際に《黒の万力/Black Vise》と接したのは、今から15年以上も昔。
子どもの小遣いでカードをかき集めていた時代、フォーマットも何も気にしない「超カジュアル環境」でのことでした。
私は《黒の万力/Black Vise》を所持していなかったのですが、友達が使っていましたね。
その頃の記憶と印象だけが、私にとっての《黒の万力/Black Vise》を評価する基軸になります。
(なので、当然ながら、これは「レガシー環境を想定した《黒の万力/Black Vise》の評価」とは言えません。ですが、明確に《黒の万力/Black Vise》というカードのある側面を象徴しているように思うので、あえてこの場で述べておきたいのです)
《黒の万力/Black Vise》の真価は、事故の起きたゲームにて発揮されます。
マジックというゲームにおいて、デッキが理想的な回り方をすることは常ではありません。
マナ・フラッドや、マナ・スクリューといった用語が表すように、引きすぎたり、逆に土地を引かなすぎたりすることは珍しくありません。
ゲーム中に事故ってしまったとき、確かに、その事故は負ける理由になります。
しかし、だからといって必ず負けるとも限りません。
逆に言えば、対戦相手が事故ったからといって、必ずあなたが勝てるとも限りません。
当たり前のことを言うようですが、事故ってしまうのは、1人だけではないからです。
両者が事故っている場面もまた、そう珍しくはないのです。
そういった場面で、どちらかのプレイヤーが《黒の万力/Black Vise》を手札に引いたら、そのプレイヤーのデッキが何色で、どのようなアーキタイプのデッキかは、もはや問題にはなりません。
デッキが想定通りに機能したかどうかも、関係ありません。
たったの1マナで場に出た《黒の万力/Black Vise》を前に、対戦相手はみるみる弱って死にます。
私が知る限り、《黒の万力/Black Vise》というカードは、対戦相手の事故負けをより揺るぎなく、確定的にしてしまう1枚です。
土地カードという構造上の欠陥をはらんだマジックというゲームにおいて、《黒の万力/Black Vise》というカードの果たす役割が健全であるかどうかは、私にはわかりません。
ただ、これまで長い間ずっと禁止されていただけの理由があるカードだということは、間違いないと言っておきたい、それだけです。
なんだろう、今さら禁止されてもなぁ的な言葉しか思い浮かばないです。
《宝船の巡航/Treasure Cruise》が禁止された時に、なぜ《時を越えた探索/Dig Through Time》が見逃されたのか、よく理解できていなかったので、今回の措置は納得です。
まぁ、正直な感想は一言。
「遅ぇよ」でしょうか。
■《黒の万力/Black Vise》解禁
これはこれで、ヤヴァイんでないかい?と思ってしまいました。
他の方の意見を参考までに眺めてみたら、「せいぜいナイスサイド止まり」、「1ターン目に置けなきゃ役立たず」とのコメントが多く、正直驚いています。
私がゲーム中に実際に《黒の万力/Black Vise》と接したのは、今から15年以上も昔。
子どもの小遣いでカードをかき集めていた時代、フォーマットも何も気にしない「超カジュアル環境」でのことでした。
私は《黒の万力/Black Vise》を所持していなかったのですが、友達が使っていましたね。
その頃の記憶と印象だけが、私にとっての《黒の万力/Black Vise》を評価する基軸になります。
(なので、当然ながら、これは「レガシー環境を想定した《黒の万力/Black Vise》の評価」とは言えません。ですが、明確に《黒の万力/Black Vise》というカードのある側面を象徴しているように思うので、あえてこの場で述べておきたいのです)
《黒の万力/Black Vise》の真価は、事故の起きたゲームにて発揮されます。
マジックというゲームにおいて、デッキが理想的な回り方をすることは常ではありません。
マナ・フラッドや、マナ・スクリューといった用語が表すように、引きすぎたり、逆に土地を引かなすぎたりすることは珍しくありません。
ゲーム中に事故ってしまったとき、確かに、その事故は負ける理由になります。
しかし、だからといって必ず負けるとも限りません。
逆に言えば、対戦相手が事故ったからといって、必ずあなたが勝てるとも限りません。
当たり前のことを言うようですが、事故ってしまうのは、1人だけではないからです。
両者が事故っている場面もまた、そう珍しくはないのです。
そういった場面で、どちらかのプレイヤーが《黒の万力/Black Vise》を手札に引いたら、そのプレイヤーのデッキが何色で、どのようなアーキタイプのデッキかは、もはや問題にはなりません。
デッキが想定通りに機能したかどうかも、関係ありません。
たったの1マナで場に出た《黒の万力/Black Vise》を前に、対戦相手はみるみる弱って死にます。
私が知る限り、《黒の万力/Black Vise》というカードは、対戦相手の事故負けをより揺るぎなく、確定的にしてしまう1枚です。
土地カードという構造上の欠陥をはらんだマジックというゲームにおいて、《黒の万力/Black Vise》というカードの果たす役割が健全であるかどうかは、私にはわかりません。
ただ、これまで長い間ずっと禁止されていただけの理由があるカードだということは、間違いないと言っておきたい、それだけです。
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